介護・福祉業務に従事している職員に、リハビリテーションの視点を活かした「理学療法士が伝える移乗の秘訣講座」を実施しております。
また地域住民や、市民活動団体等を対象とした介護予防講座の実施しております。
内容は腰痛予防、膝痛予防、肩こり予防、認知症予防、ロコモティブシンドローム予防など多岐に渡ります。
市民や専門職に向けて講話を実施した
30年4月20日 ロコモってなぁに? 8名
30年7月20日 腰痛予防のイロハ 11名
30年10月5日 腰痛予防とウォーキングのイロハ 18名
30年11月24日、25日 第4回府中市民協働まつり参加
31年1月25日 認知症予防体操 コグニサイズを体験しよう 9名
延べ参加人数 見学者を含めると50名以上
府中市においては人脈も、活動の経験も人でもないままスタートした活動であったが、回を重ねるごとに市民やボランティア、団体との連携や協働が行えるようになってきている。
平成31年度市民活動応援助成金「エール」に応募し、採択することが出来ました。
その結果2018年度同様、年に4回の講座を実施出来、お茶会をすることでリハビリテーション専門職と参加者がお互いに思っていることを共有することが可能となりました。
また協働まつりでご縁をいただいた、他団体を講師に招き講座を実施することが出来たのも収穫の一つでした。
2020年度は、新型コロナウイルス感染症により生じた地域課題を市民協働で解決するために、「課題」と「解決策」をシェア(公開)することで、市民活動団体や企業、行政等の協働による地域課題の解決を促進する【Share FUCHU Project】において奨励金を8月と12月の活動において獲得することが出来ました。https://www.city.fuchu.tokyo.jp/smph/kurashi/shiminkyoudou/kyodotorikumi/sharefuchu/ShareFUCHU.html
併せて当会は2018年度から府中市より市民活動応援助成金エール、日本地域リハビリテーション連携科学学会から地域における連携推進活動助成事業を毎年採択していただけていることから、比較的公益性の高い活動を行えていると考えております。
1.具体的な実施事業・イベントを教えてください
・川崎市の特別養護老人ホーム、相模原市の障害者支援施設にで研修会、
臨床指導を定期的に実施
・毎月オンラインもしくはハイブリッド開催にて、活動報告会を実施した
・日総研 地域連携 入退院と在宅支援2021年9・10月号へ寄稿
https://www.nissoken.com/jyohoshi/tr/contents/82.html
2.実施事業は、どのような社会貢献・地域貢献活動になりましたか
支援を必要としている市民の支援者である介護・福祉専門職の支援を行うことは、
社会保障の中では認められていない。そのため日々の業務に疑問を抱えたり、負担
を強いられていながら支援を継続している。制度にこだわらず支援者支援を実施し
ていることは、社会貢献や地域貢献に寄与していると考えている。
研修参加者は延べ100名を超えている
2021年に継続して、府中市内の特別養護老人ホームや障害者支援施設の支援者支援につながる講習会の案内を継続していく。
引き続き川崎市の特別養護老人ホーム、相模原市の障害者支援施設の支援は継続し、村の予算に組み込まれた神津島村の支援を実施していきます。
また支援者支援を実施できるリハビリテーション専門職を育成するために、毎月の活動報告会は継続していきます。