1月にプラnet登録団体を対象に、「プラnet利用に関するアンケート」を行いました。 今回、集計結果をご報告いたします。ご協力いただいた登録団体の皆様、誠にありがとうございました。
1月から、プラnet登録団体を対象にプラnet利用に関するアンケート調査を行いました。アンケートの目的は主に、プラnetの情報発信や団体活動に関してどのような課題を抱えているかを調査することです。アンケートには、およそ80団体の方にご回答頂きました。ご協力頂き、誠にありがとうございます。
質問6「団体の主な構成員と年齢ごとの人数を教えてください」の回答結果を基に、回答頂いた団体の構成人数の合計を計算したところ、20人未満の団体が最も多く、過半数を占めていることがわかりました。
続いて、アンケート質問項目1「プラnetの利用に期待している効果のうち、該当すると思う番号をご回答ください。」の回答結果を集計した結果になります。
*各質問項目を以下のように変えて表現しております。
(1)団体活動の認知度の向上→認知度の向上
(2)団体の会員募集→会員募集
(3)イベント参加者の募集→イベント参加者募集
(4)ボランティア・団体スタッフの募集→スタッフの募集
(5)他の団体や市民とつながりを持つ機械の確保→マッチング機会の確保
これより、「認知度向上」「マッチング機会の確保」については「5(非常に期待している)」「4(期待している)」の回答割合が高く、期待値が他の項目と比べて高いことがわかりました。それとは対照的に、「スタッフの募集」については比較的低いことがわかりました。ただし、これについては「ボランティアスタッフ」「運営スタッフ」を同じ質問項目としてお聞きしたので、分けてお聞きするとまた回答内容が変化することが予想されます。
質問項目4「プラnetのサイトの中で、「マッチング機能」のページがあることはご存じでしたか?」の集計結果になります。質問は2段階に分かれ、「ページがあることを知っているか否か」「マッチング機能の使い方を知っているか否か」についてお聞きしました。その結果、マッチング機能の存在認知度としては、「約半数がマッチングのページを知らない」という結果になりました。加えて、マッチング機能の使い方としては、「使い方も知っている」という回答が18%程度であることもわかりました。これより、まだほとんどの登録団体にとってマッチング機能について知られておらず、今後はマッチング機能の紹介や活用方法などをサポートしていく必要があることがわかりました。
最後に、質問項目2「2021年1月から12月においてイベントは何回開催されましたか?」について回答結果を集計し、2021年度の活動状況を調査しました。登録団体にお答え頂いた内容は活動回数ですが、今回は「活動を行ったか、行っていないか」に分けて調査致しました。その結果、コロナ禍でも約7割の団体が何らかの形で活動されていたということがわかりました。
さらに、コロナ禍での活動の有無とマッチングへの期待度について関連性を調査したところ、以下のような結果となりました。(マッチングの期待度については、質問項目1「プラ net の利用に期待している効果」のうち「(5)他団体との交流機会の確保」の回答結果を集計致しました。)
未実施の団体と実施した団体とで「非常に期待している」「期待している」という回答に約15%の差がありました。これより、活動の有無によってマッチングの期待度に少し差があることがわかります。ただし、未実施の団体も約65%の団体より「非常に期待している」「期待している」という回答が見られ、過半数はマッチングに期待していることがわかりました。
以上をまとめると、
・プラnetの効果のうち「認知度向上」「マッチング機会の確保」への期待が高い
・マッチング機能の使い方はほとんど知られていないため、操作方法などのサポートが必要
・コロナ禍でも大多数は何らかの形で活動実施
・2021年度の活動実施の有無によるマッチングの期待度に少しの差はあったものの、「活動していない」と答えた団体も含めて多くがマッチングに期待
ということがわかりました。これら課題や現状を踏まえ、皆さんにより効果的にプラnetをお使いいただけるよう、改善して参ります。登録団体の皆様、誠にご協力ありがとうございました。
今後とも引き続き、プラnetをよろしくお願いいたします。
更新日: 2022/03/25 (金) 13:59