2025年8月、古今樂明座は三嶋大社の例大祭「三嶋大祭り」を見学。摺り鉦を中心に構成される珍しい囃子「しゃぎり」から、多くの刺激と学びを得ました。
古今樂明座は、2025年8月、静岡県三島市で開催される三嶋大祭りを見学しました。三嶋大祭りは「大社のまつり」「お明神さん」などの呼び名で親しまれ、毎年8月15日・16日・17日に行われる三嶋大社の例大祭です。
この祭りで演奏されるのが、「しゃぎり」と呼ばれる三島囃子です。しゃぎりの大きな特徴は、当り鉦を中心に音楽が構成されている点にあります。三島では当り鉦を「摺り鉦」と呼ぶ方が通りがよく、その摺り鉦が主役となる囃子は、全国的に見ても非常に珍しい存在です。
山車(出し)の上に10名、時には20名もの摺り鉦奏者が乗り、一斉に音を重ねる光景は圧巻で、祭りの熱気とともに強く印象に残りました。鉦の音が空間を支配し、太鼓や他の楽器と絡み合いながら独特のうねりを生み出していく様子は、他地域の囃子とは異なる魅力を放っています。

古今樂明座では、全国各地の伝統芸能や郷土芸能を学ぶことも活動の一環としています。三嶋大祭りのしゃぎりは、創作意欲を大いに掻き立てられる文化であり、音楽構成や楽器の役割について多くの学びを得る機会となりました。
今回の見学で得た刺激を、今後の表現や創作へとつなげていきたいと考えています。
更新日: 2026/02/08 (日) 20:12