2026年1月、古今樂明座は自主公演「二ノ間」を開催。「狐の嫁入り」を主題に、琵琶語り・和太鼓・演舞などを融合した化物語の舞台を創出。TAIKO-1による新たな試みにも挑戦しました。
古今樂明座は、2026年1月、府中市中央文化センターひばりホールにて、自主公演「二ノ間(にのま)」を開催しました。
本公演では「狐の嫁入り」を主題に据え、琵琶語り、和太鼓演奏、演舞、民謡、演技を組み合わせた“化物語”としての舞台表現に力を注ぎました。音楽だけでなく、語りや身体表現を重ねることで、物語そのものが立ち上がる舞台を目指しています。
演目の核となる「狐の嫁入り」は、琵琶法師・大和龍弦と、古今樂明座・若旅裕亮によるオリジナル脚本です。九郎と寧々という二人の登場人物を軸に、美しくも悲しい物語が描かれます。物語はやがて三坂馬子唄へとつながり、寧々を失った九郎が三坂を登る情景へと展開していきます。
現世と幽世を行き交う、不思議であわいのある世界。その境目に観客を誘う舞台空間をつくることができたと感じています。
また、和太鼓の演目としては、電子和太鼓「TAIKO-1」で屋台囃子を演奏するという新しい試みにも挑戦しました。TAIKO-1を用いた伝統的な囃子表現は、まだ試行錯誤の段階にありますが、毎回の公演で得られた反省と発見を次へとつなげていきたいと考えています。











「二ノ間」は、前作を踏まえた“次の間”であり、古今樂明座の探究がさらに深まった舞台となりました。ここで得た経験を糧に、次なる表現へ歩みを進めてまいります。
更新日: 2026/02/10 (火) 00:34