活動は基本、部員内で完結している。
狩期には埼玉県で罠猟を行い、それ以外の時期にはジビエ会や山歩き、トレイルカメラの設置管理、野生動物の生態や人獣共通感染症、解剖などに関する幅広いテーマで勉強会を行っている。
期間:11月13日~15日
場所:東京農工大学 府中キャンパス
内容:農工祭にて、狩り部の活動を広めるための展示企画を開催した。狩猟に関する知識を楽しみながら覚えてもらうゲームや、猟場にかけたトレイルカメラの映像上映、毛皮や罠の展示、ジビエレシピの紹介、鹿角や空薬きょうの加工販売を行った。
成果:対外的に部の活動を配信できる機会となった。展示は連日盛況であり、部員が来場者と対話しながら、来場者の興味を掘り下げたり、部の活動理念を広めたりすることが出来た。
期間:11月15日~2月15日
場所:埼玉県入間市金子
内容:ハイクトラップ、くくり罠、箱罠による狩猟。
成果:猟果はアライグマ1頭、キツネ1頭であった。狩猟免許を持つ部員にとっては、罠かけの練習の場となった。狩猟免許を持たない部員にとっては、罠の見回りに同行したり止め差しの見学をしたりすることによって、狩猟の現場を体験できる機会となった。
1.具体的な実施事業・イベントを教えてください
a)初心者向けセミナー「狩り部入門」の実施
場所 プラッツ第四会議室
実施日 6月30日
b)農工祭への出店・出展
場所 東京農工大学府中キャンパス
実施日 11月8,9,10日
2.実施事業は、どのような社会貢献・地域貢献活動になりましたか
a) 日本の森林と人々の暮らしを取り巻く野生動物問題の現状を周知し、狩猟の知識のない方にも、野生動物と人々との間に起きている軋轢への関心を持ってもらうために開催した。来場者は、当初のターゲット層とは少し異なったものの多くの方が私たちの活動に興味を持って質問してくださったため、学生自らが問題解決の手段を模索しながら活動していること、活動を通して感じる理想と限界などについて、深く伝えることができた。都市部で暮らしている人々にも、あまり問題として取り上げられない農業の現状を伝えるという点で社会貢献になった。
b)資格4活の販売と活動展示を行った。例年通り盛況で、展示は特に小学生の子どもたちに人気だった。農工大の学生活動を普段から支えてくださっている府中市民のみなさんに、活動の成果を還元する場として機能した。
「野生動物保護管理の担い手としての狩猟者およびその理解者・協力者を輩出する」という活動理念に基づき、活動のすそ野をひろめるために、自分たちの活動を対外的に発信する。