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対話とは何か。いま世の中の様々な組織、地域や企業・学校などにおいて、人と人が「対話すること」の価値を見直し、重きを置く流れがあります。多くの書籍や動画、講座・研修において「対話すること」や「対話する技術」にフォーカスした内容が発信されています。

しかし私たちは本当に「対話とは何か」を理解できているのでしょうか？ その上で対話を行っているのでしょうか？ 一つの仮説として、私自身は「対話すること」そのものではなく「対話の『場』をつくること」の背景にある、幾層にも重なる複雑な要素と、その習得および発揮することの難易度に何かヒントがあるのではないか、と考えています。

言い方を変えると、「対話のスキル」と、「対話の場づくりのスキル」は別のものである、という意味です。そして本当に大切なのは表層的な対話のスキルではなく、その場を構成するすべての人にとって価値ある時間を創り出す「対話の『場づくり』のスキル」ではないか、という仮説です。

では「対話の『場づくり』のスキル」とは具体的に何を指すのか。対話について何らかの関心や魅力・課題・悩みを持つ人たちで「対話とは何かという問いを、問いで考える」ことで、本質を掘り下げる一歩にしたい、と考えています。

そんな対話の場を、より高い質を伴って実現する役割を自身が果たすことができたなら、きっとそこに参加する皆さんと自分自身が何らかの充実した時間と、自分が存在する意味を得られることになるのでしょう。私たちにとって対話の本質は何かということを、今あらためて掘り下げてみたいと思います。

このテーマに関心のある皆さんのご参加を心からお待ちしています。一緒に「対話とは何か」を問いながら、楽しく対話しましょう。

▼対象者
・何らかの形で「対話の場づくり」を行っていて、課題を感じていたり、改善したい方
・今後「対話の場づくり」の役割を担う可能性があり、このテーマに関心を持った方
・「対話の場づくり」の質を高めるために、習得すべきスキルや方向性を見つけたい方

▼こんなことを行います（予定）
進行役のリードや参加者相互の対話を通じた、参加型の進行となります。
・オープニング
・それぞれの「対話」イメージ
・「対話とは何か」を問いで広げる
・「対話」について知りたいこと、疑問や課題
・「対話の場づくり」の要素を具体的に紐解く
・これからの対話の目的や方向性を整理する

その他、ご参加の皆さんの関心に沿って展開します。