これまでの2回の講座においては、ドナルド・キーン先生が日本文学や日本文化について強い関心を抱かれるようになり、やがて来日されるに至るまでの経緯、さらにはその来日を契機に多くの日本の文化人らと親交を結ぶようになり、以降、日米間を往復しながら日本研究の分野において深い研鑽を積まれていく過程を紹介してきました。そこで、この3回目になる追補篇の講座におきましは、その後の先生の足跡をも含め、日本文化への多大な貢献のほどをあらためて総括してみることに致したいと存じます。
更新日: 2021/11/06 (土) 15:17