日本酒造りが盛んな「広島の日本酒」を試飲しながら、日本で初めて吟醸酒をつくった「広島の酒蔵」の映画が鑑賞できます。
なお、高性能プロジェクター、スクリーンおよび迫力のスピーカーで上映します。
Introduction
『百試千改』の魂は死なず。
モノづくりに関わる全ての人に贈る――あなたが本当にやりかったことは、何ですか。
広島発、時を経て醸された発酵ムービーの誕生!!
日本が長い歴史の中で培ってきた匠の技は、その命の灯とともに日々消えていく。
日本酒造りが盛んな町、広島。日本で初めて吟醸酒をつくった「吟醸酒の父」三浦仙三郎こそ広島が誇る匠。仙三郎が遺した「百試千改」の魂は、戦前前後を生き抜いてきた日本の人たちの姿と重なる。今、モノづくりの魂を日本から世界へ━━。
Story
明治から令和へ、『百試千改』の言葉が、消えかかったモノづくりの魂に明かりを灯す!
永峰明日香は東京で夢破れ、故郷広島へ。実家は三浦仙三郎の杜氏の末裔が継いだ酒蔵。養女である明日香は、幼き頃から酒造りに興味を持っていたものの、実家を継ぐことは、そぐわないと避けて生きてきた。目標を見失っていた明日香は父・亮治が「家宝」とする三浦仙三郎の手記を目にする━━。
「何度も試して直す。なんぼいけんかってもそこを見つけて、直す。わしゃあ負けんど」
明治初期、新米酒造家の三浦仙三郎は、醸造中に中の酒が腐る「腐造」に何度も見舞われる。資金不足、両親、愛する養女の死。逆境の中、腐造を起こさない、安定した日本酒醸造技術の確立に研鑽を重ね、ついに軟水による低温醸造法を導き出す。
明日香は仙三郎の百回試して、千回改める『百試千改』の想いに強く惹かれる。そんな折、父・亮治が突然倒れ、サラリーマンの兄・創太は、たとえ仕込み中であろうとも蔵をやめるべきだと主張する。三浦仙三郎の想い、父が手帳に残した新酒への想い、明日香は、わだかまりを超え、『百試千改』のモノづくりに入る決心を固めるが━━。
匠の心意気と技、支える家族、仲間たち。
広島の地で、吟ずる者たちのタスキは繋がれた!
明治から令和へ。時を経て、想いと一緒に醸される新酒『追花心』は完成できるのか?
2024/12/07 (土) 18:00 〜 20:00
広島の日本酒を試飲しながら映画鑑賞できます。
蔵カフェ
蔵カフェ(酒座 中久本店の隣)
東京都 府中市 宮西町4-2-1
●料金 一般 3000円(広島の酒の試飲付)