お子さんの情操教育の一環として、小学生を対象に作品展を開催する。さらに市内の介護施設や病院等にて巡回展を行い、作品鑑賞の困難な方々に、児童の作品から元気を届け、そこでいただいた感謝を子供たちに返し双方向の交流を図る。この活動を通して、子供たちの創作活動を応援し、施設入居者や病気と闘っている方々の生きる意欲を生み出すことを目的としている。
また、まちづくりを視野にいれ、お花の活けこみなどの環境整備も行っている。
市内小学生を対象に絵画作品を公募し、展示、表彰、巡回展を行う。教育委員会の後援のもと、学校側の協力もあり、400点あまりの作品が集まった。表彰式では、子供たちの家族もたくさん観覧に見え、おおむね好評なご意見をいただけた。
本年度は市民活動センタープラッツにも団体登録を行い、協働まつりにはブースの出展も行った。この出展により、市内で活動している他の団体とも知り合え、次年度の活動へつながる新たな関係も模索できた。
また、巡回展については、市の協働事業として認可され、助成金をいただけた。その資金により、巡回展の栞を作成することで、創作した子供たちと、観覧した市民との双方向のやり取りがかない、子供たちへの新たな創作活動の応援が図られた。
観覧者からは、「どの作品も素晴らしい。」「身近なところでの絵の鑑賞がとても良い。」「さらに多くの会場での展覧をすると良い。」などのコメントもいただいた。
次年度に向けて会員間でもそのような感想を共有し活動を活性化していただくことができた。
2019年4月教育委員会に作品展後援申請・受理→6月校長会にて広報ののち各小学校にて作品応募→9月応募作品回収(341点)→10月市内図工教諭・協力者による審査→10月26日生涯学習センター3階に全作品展示、27日午後市長他来賓の出席のもと表彰式実施(参加者70名)。金賞以上の作品10点を中心に市内巡回展示(11/6~11/20 豆茶房でこ、11/13~11/18 カフェ開、11/24~11/25 市民協働まつり、2020年1/6~1/18 緑園、1/27~2/10 榊原記念病院、2/20~2/25 市役所市民談話室、3/5~3/16 よつや苑)感想アンケート(85枚)をまとめ作品への感想文集を作成し、各学校、受賞者に配布。
例年、巡回展示での反響や感謝の言葉がいただけるようになりました。本年度は新しい巡回展示の場、特に医療施設や介護施設を増やし、より多くの方に子供たちの絵を鑑賞していただけるよう取り組みたいと考えています。また教育現場で創作活動の支援をしている方々とも協働を目指します。