市内小学校2校 での環境学習(小学3年生)、自然環境体験学習、西府崖線保全(西府町湧水調査・市民花壇づくり)・押立町緑地公園清掃と市民花壇づくり、援農ボランティア(市内農家2カ所)・農園塾での野菜栽培など
「つくろう!育てよう!自然体験学習」をスタート
本年度からの新たな試みとして、子どもたちにサツマイモの植え付けと収穫、昆虫などの自然観察、落ち葉やどんぐりの工作などを体験してもらう計4回の連続講座を開催しています。
都市に暮らす子どもたちが、授業以外で土や植物に触れる機会はどんどん減っています。ボランティアの方たちの協力を得ながら行われるこの講座は、参加の子どもたちから、大きな好評を得ました。
のべ一般参加109名+講師・スタッフ51名
年4回の会報記事にその報告を掲載しました。
「自然観察たんけん隊」も継続開催し、専門家のご案内により西府崖線に沿って散策し、2024年5月には崖線の地質地層について学ぶ企画、また、瑞々しい水辺で魚やいきいきとした昆虫の姿を体感する観察会を行いました。
のべ一般参加101名+講師・スタッフ36名
年4回の会報記事にその報告を掲載しました。
市内小学校2校の3学年環境学習のお手伝いを継続しました。
各学期ごとに児童合計282名を対象にオリエンテーションと学期ごとのフィールドワークを主に、身近な自然環境を伝える学習に参画しました。毎年総合学習の時間帯に組み入れられており、先生方からも好評を得ていると実感しています。
2024年度から「水循環保全活動」チームを立ち上げ、昨今の化学物質の地下水汚染についてなどを取り上げ、一般向けに「水環境を考える」学習会(計40名参加)を開催しました。会報特集号として有機フッ素化合物汚染問題を取り上げ500部発行し公共施設に配架しました。
1.具体的な実施事業・イベントを教えてください
・「つくろう!育てよう!自然体験学習」苗植え・収穫体験等
・「自然観察たんけん隊」崖線の地層学習と生きもの調査
・小学校3年生の多摩川や崖線の身近な自然環境学習お手伝い
・農園塾の開催(子ども食堂への野菜の毎月提供)
・市内農家の援農ボランティア活動
・市内3か所の公園清掃
・府中まちなかきららに参加(花壇づくり4ヵ所含む)
・西府崖線保全活動、西府町湧水調査活動
・樹木の剪定整枝講習会
・「ジャコウアゲハ友の会」でウマノスズクサを育てる活動
・多摩川6ケ所のCOD水質調査活動
・水循環保全活動チームで「水環境を考える」学習会開催
2.実施事業は、どのような社会貢献・地域貢献活動になりましたか
〇市内の身近な自然の中で見て触って感じられたことで、自然な環境を次の世代に肌で伝えられたこと
〇環境保全について学ぶ機会の一旦を担えたこと
2023年度 府中市市民活動センタープラッツにて開催
「第9回 府中市民協働まつり」参加団体
1.具体的な実施事業・イベントを教えてください
「環境体験学習」である「田んぼの学校」の後継事業として、「多摩川名人をめざそう」を実施。計7回、多摩川河川敷きや中河原の男女共同参画センターにて、講義や植物、昆虫観察などを計画し、1回のみ雨天中止となったが、6回実施できた。毎回約20名の参加者を得て、有意義な活動を行うことができた。
その他、西府崖線保全活動、市内小学校2校の3年生対象の「環境学習」、農園塾、援農ボランティア、公園清掃などこれまで続けてきた活動も活発に継続することができた。
新たな取り組みとして、「水じゅんかんプロジェクト」として、地下水への有機フッ素化合物の汚染問題について勉強を始めている。
2.実施事業は、どのような社会貢献・地域貢献活動になりましたか
新規事業である「多摩川名人をめざそう」は延べ100名を超える参加者(小学生や親及び一般者)を得て、府中市民に身近な多摩川の自然、歴史に関する知識を新たな観点から吸収してもらうことができた。
また、「環境学習」「西府崖線保全活動」などは、地域の子どもや大人に身近な自然を保全することの大切さを強くアピールすことができたのではないかと思う。
特に環境学習では、2校に対し年間3回ずつ延べ700人の児童生徒に屋外環境学習を実施することにより、府中の身近な自然実態と重要さを認識させる手伝いができたのではないかと思う。
4月の総会に向けて2025年度活動計画の策定中。継続して、子どもとその保護者を対象とした4回シリーズ「自然体験・環境学習」、自然の中で昆虫や魚と接する「自然観察たんけん隊」を実施予定。その他これまでの事業継続と会員募集を行なっていくこと。