◎東京の府中駅にてグリーフケア・グリーフサポートの活動をしています。市外の方も参加可能です。当団体代表は、市内訪問看護ステーションいきいき勤務の看護師です。
◎大切な人を亡くした時、死別にまつわる気持ちや思いを心に閉じこめた為に心身の不調をかかえた状態を【グリーフ】といいます。大切なご家族ご友人を亡くされた方が集い、聴き、話し、繋がりを感じることができたら。少し心の痛みが軽くなるかもしれません。
◎話したことはここ限りです。どんな気持ちも否定されない安全な場所で、自分らしく話し悲しみを小分けにするサポートをさせていただきます。営利や宗教活動を目的とする会ではありません。
◎お迎えするスタッフは、死別体験者を支える知識心得をもつ臨床傾聴士、臨床心理士、看護師、僧侶、精神科医です。ご安心ください。
※緑いろ表示【「基本情報」の詳細を表示する】に年間予定チラシPDFがあります※
2020年度登録
2020年12月17日登録
2021年1月18日プラッツ団体担当神名川さまとメンバーの顔合わせ、自己紹介と活動への思いを分かち合う
2月18日Zoom会議:これまでに参加した外部の分かち合いの情報共有。
3月4日プラッツ和室の環境チェック:わかちあい名「つきあかり」決定 開始時期や運用についての話し合い
3月19日Zoom会議:顔合わせ
4月1-2日グリーフサポートzoom講座(講師神藤)GSIと上智の親睦&グリーフの共通認識を図る
4月19日Zoom会議:各係の仕事と担当決定、内容検討
5月7日Zoom会議:係の仕事内容検討、わかちあいに使用する用紙の意見交換とルール(約束事)の見直し
5月17日Zoom会議:会計方法について、活動名刺の案
5月25・28日保健センター・高齢福祉課在宅療養推進担当・社協・シルバー人材センターとプラッツにチラシ配架
オンライン開催について
6月4・7日Zoom会議:各係の報告 オンライン開催の予約と進行について
1.具体的な実施事業・イベントを教えてください
大切な人を亡くした方の集い、わかちあい「つきあかり」
場所;プラッツ和室
開始月;6月~3月
実施日と時間;第3金曜日10時~11時半、第3日曜日14時~15時半
実施回数;15回、うち4回ZOOM(6,7,8,9月)
参加者数;のべ34人、新規16人
・青年期はSNSより情報をとり集う行動がとれるが、後期高齢者の参加が少ない。活動性と情報収集力の差があることも考えられた。
・スタート当初はコロナの状況をみてリモート開催をしたが、対面を求める声も多く、感染対策を講じてできる限り対面で実施する方針とした。
・広報;チラシ(プラッツ、社協、役所より)、SNS(フェイスブックページ、府中市いいとこ)、プラネットのHPより参加あり。
・連携;地域包括・葬儀社・寺院と連携にて死別後早期介入あり。地域包括ケアシステムの後方支援として存在する意義・価値はあると考える。
2.実施事業は、どのような社会貢献・地域貢献活動になりましたか
・わかちあい参加前は、「会や他者に対する不安」「喪失感や気分の落ち込み辛さ」「共有できる人・場の不足」などの想いがあったが、参加後は「受け止めてもらえた」「他者の想いを知り共感した」「故人の話ができることが救いだ」「リラックス・温かな会・楽になった」などの反応が多かった。
1.具体的な実施事業・イベントを教えてください
2022年4月~2023年3月までの実績
【つきあかり】
毎月2回(第3金・日)計24回実施、のべ64人参加(うち新規参加者19人)
一回の開催で1~6人の参加であった
【自死遺族の会 雨宿り】
毎月1回(第4土)計12回実施、のべ77人参加
1回の開催で概ね12人前後の参加であった
・ファシリテーションの増員
・8月よりGoogle検索にかかるようGoogleビジネスプロフィール登録
・雨宿りにて;色彩(塗り絵)×グリーフを題材に講師を呼びイベント実施
・つきあかり;実践し、各自ファシリテート能力の研鑽の年となった。
セルフケアとしてスタッフのグリーフケア(語る会)の実施
助成金の自主勉強会
2.実施事業は、どのような社会貢献・地域貢献活動になりましたか
・雨宿りは一定数の参加者で安定し、つきあかりも少しづつ、新規とリピート参加が増えてきた。雨宿り以外の(子どもを亡くした親以外の自死遺族)参加者や友人を亡くすなど遺族以外の死別体験者の参加も見られた。
・つきあかりの新規参加者の多くが「やっとグリーフケアの場をみつけた、とても苦労した、奇跡的にみつけた」と言っている。(自死対策支援は歴史もあり行政などの情報整備により参加がしやすい)他市にて市民限定のグリーフケア提供を理由にケアが受けられず、当団体に参加するケースも見受けられる。市民が最も安心でき、信頼感をもっていただけるような行政への働きかけも必要だと感じる。
・メールや電話で、活動の情報収集する方が4件あった。参加までには至らずとも、より安心できる団体がいたことへの認知と感謝の意を受け取った。
・市内訪問看護ステーションのつきあかりと、市民団体つきあかりを両方活用している参加者あり。自分のタイミングでグリーフワークできることを今後も推進する。
・来年度は、安全な人材・団体であることのPRを兼ね、関係機関との人間関係作りにも努力していく。協働祭りの参加を企画していく。何よりも、引き続き市内外のグリーフケア・グリーフサポート活動を丁寧におこなっていく。
・大切な人を亡くした方々に、より安心・安全な情報が届きやすくなるための広報の強化
①スタッフは医療者や臨床心理士等安全な人材であることをチラシに提示②府中市の死別に関する広報活動(広報ふちゅうや館内デジタルサイネージの活用)②東京都保健福祉局のサイトにPRできるか検討と実施
・地域包括ケアシステムの死別後サービスの構築と連携のための活動
①医療・介護・葬祭・行政・社協など顔の見える関係作りを続ける②自死対策支援活動
・スタッフのセルフケアと自己研鑽