「子ども食堂・なな」に集まる人たち誰でもが、ホッとして、こころ休まる場所にしたい。これが私たちの願いです。
誰でもつらく苦しいときがあります。コロナ禍のいまはなおさらです。孤立、失業、倒産、経済的不安そして誰にも頼れず子育てをするプレッシャーから子どもについ声を荒げ手を上げてしまうこともあります。そんなとき、私たちの暮らす地元で、いっしょに料理を作って、いっしょに食べて、「おいしいねっ!」って顔を見合わせて笑いあえる場所があったらどんなにいいでしょう。大人がちょっとホッとした気持ちになると、子どもたちも安心できます。
そんな場所に「なな」がなれたらいいなと思っています。誰でも来てください。そして、できたらいっしょにご飯を作りませんか。出身の国や地域や家の懐かしい味や食べ物を教えてください。それをいっしょに作って食べませんか。大人が笑うと子どもは幸せですものね。
2022年度登録
1.具体的な実施事業・イベントを教えてください
武蔵台文化センターの料理室と会議室を利用しました。そこで、月一回の子ども食堂の開催とそれと併設して「遊びのコーナー」を設けました。
参加人数の詳細は、以下の通りです。
5月8日 参加家族14 大人17 子ども17 合計34
6月12日 参加家族11 大人13 未就学児8 小学生以上14 合計35
7月10日 参加家族14 大人18 未就学児8 小学生以上15 合計41
8月14日 参加家族21 大人28 未就学児14 小学生以上28 合計70
9月11日 参加家族18 大人21 未就学児8 小学生以上19 合計48
10月2日 参加家族22 大人24 未就学児17 小学生以上19 合計60
11月13日 参加家族16 大人22 未就学児12 小学生以上14 合計48
12月8日 参加家族20 大人24 未就学児11 小学生以上20 合計55
23年1月8日 参加家族18 大人22 未就学児8 小学生以上18 合計48
2月12日 参加家族19 大人22 未就学児14 小学生以上12 合計48
3月12日 実施予定
2.実施事業は、どのような社会貢献・地域貢献活動になりましたか
各月に、20家族、50人ほどの地域の方々が参加してくださいました。子どもの数は、ひと月に30人前後です。何度も参加してくださるご家庭や、ひとり暮らしの方も参加してくださるようになりました。参加された皆さんの声を聞くと、「この時間はホッとします」とか「忙しいお母さんが少しでもホッとできて、家族の楽しみになりました」「ワンオペで大変ですが、こんなところがあってすごく嬉しいです。府中に引っ越してきてよかった」という嬉しい声を聞くことができました。少しではありますが、地域のなかでのホッとする居場所となる途上だと感じています。
1. 活動実績
毎月に一回のペースで子ども食堂を開催した。
以下は、各月の参加状況です。
23年4月 大人23 子ども27 合計50人
23年5月 大人39 子ども47 合計86人
23年6月 大人24 子ども27 合計51人
23年7月 大人31 子ども39 合計70人
23年8月 大人31 子ども36 合計67人
23年9月 大人34 子ども34 合計68人
23年10月 大人30 子ども33 合計63人
23年11月 大人37 子ども35 合計72人
23年12月 大人32 子ども30 合計62人
24年1月 大人27 子ども23 合計50人
24年2月 大人40 子ども41 合計81人
24年3月 大人40 子ども41 合計81人
また、食堂と併設して、「お楽しみコーナー」を設けた。そこでは、子どもたちに簡単な工作や手作りのゲームを提供し、家族には、家で使わなくなったものの交換の場を提供した。
2.実施事業は、どのような社会貢献・地域貢献活動になりましたか
地域の子どもたちと家族にとって、集える場所として定着してきた。その中で、子どもたちや家族とより近しい関係が築けてきた。そのことは、子ども食堂・ななが、文字通りの「居場所」となりうる2年目の活動となった。
1.子ども食堂を毎月一度、武蔵台文化センターで開催した。8月や12月それに1月などのイベント月には、食堂の他に子どもたちの楽しみとなる企画を開催した。
夏は縁日(ヨーヨー、くじ引きなど、参加の子どもがスタッフとして活動してくれる)、12月はクリスマス(バイオリン、ギター、歌などの生の音楽を体験、センター長にはサンタを依頼。いつも参加する子どもたちがスタッフとして装飾など手伝ってくれた)。
毎月の参加人数は、食堂利用者が月平均85名、スタッフが15名でした。
2.子育て中の家庭の楽しみや一息つける場所に育ってきた。スタッフと利用する家族とが、子育てのいろんな話や悩みなど声を交わせる場所と育ってきつつある。
24年度に引き続き、子どもたちやその家族と私たちとの関係をさらに豊かなものにしていきます。「居場所づくり」ということは、来る人たちが受け身ではなく、能動的になって初めて成り立つものだとこれまでの活動で学びました。来る人たちが能動的になれるきっかけをさらに作っていきたいと思います。