「子ども食堂・なな」に集まる人たち誰でもが、ホッとして、こころ休まる場所にしたい。これが私たちの願いです。
誰でもつらく苦しいときがあります。コロナ禍のいまはなおさらです。孤立、失業、倒産、経済的不安そして誰にも頼れず子育てをするプレッシャーから子どもについ声を荒げ手を上げてしまうこともあります。そんなとき、私たちの暮らす地元で、いっしょに料理を作って、いっしょに食べて、「おいしいねっ!」って顔を見合わせて笑いあえる場所があったらどんなにいいでしょう。大人がちょっとホッとした気持ちになると、子どもたちも安心できます。
そんな場所に「なな」がなれたらいいなと思っています。誰でも来てください。そして、できたらいっしょにご飯を作りませんか。出身の国や地域や家の懐かしい味や食べ物を教えてください。それをいっしょに作って食べませんか。大人が笑うと子どもは幸せですものね。
2022年度登録
1年間、年10回の子ども食堂を開くことを目標とします。継続して行うことで地域のより多くの子どもたちや大人が【なな】のことを知ることになります。そのことで、おなかをすかせている子どもやひとりでご飯を食べている子ども、そして、頑張っている親御さんたちが一人でも多く参加してくれるすそ野を広げることになると思うのです。そして、この1年間で、私たちも自分たちの力に見あった運営をしていけるようになると思います。
こうした意味で、最初のこの1年間はとても大切な1年間だと思っています。1年間、10回の子ども食堂を開く、これが2022年度の目標です。