あーちゅびー は持続可能は開発目標(SDGs)を支援しています。
「対話を通じたアート鑑賞」プログラム(大学生向け、小学生向け、一般向け)の開催や教育関係者を対象としたプログラム作りやその実践を進める中で、主に4の質の高い教育の提供を目指す。
あーちゅびーは、府中市内の施設や市内小学校ほか美術館等で、小学生及び教育関係者、一般市民を対象とした「対話を通したアート鑑賞」を行っています。「対話を通したアート鑑賞」とは、1つのアート作品を進行者役と一緒に数人でみて、感じたこと、考えたことを自由に発言し、対話しながら考えを深めていくアート鑑賞の方法です。同じ意見でないとしても、それぞれの考えに耳を傾け、尊重することで、他者の感情や経験を理解していきます。それは作品だけでなく自分を取り巻く世界を再発見していくことにもつながります。 あーちゅびーはこのプログラムを通して、誰もが認め合える心豊かなコミュニケ―ションの場を、学校や美術館等で作ることを目指しています。
登録:2023/04/17 最終更新:2025/04/06あーちゅびー は持続可能は開発目標(SDGs)を支援しています。
「対話を通じたアート鑑賞」プログラム(大学生向け、小学生向け、一般向け)の開催や教育関係者を対象としたプログラム作りやその実践を進める中で、主に4の質の高い教育の提供を目指す。
府中市内小学校6年生に「府中市立小中学校美術鑑賞教室」の事前授業として、校内で各クラス1時間ずつ、アートコミュニケータ5名と共に絵画ポスターによる対話を通したアート鑑賞を行った。本番の府中市美美術館での鑑賞では、この事前授業の成果が生かされ、作品をよくみて自分の感じた思いを表現することができていた。
府中市内小学校3年生116名を対象に、社会科見学で府中市美術館訪れた際、館内常設展示室に於いて、アートコミュニケータ16名と共に1グループ10名で対話を通したアート鑑賞を行った。この活動を通して、自分の発見を言葉にして伝えること、互いに認め合い意見を尊重すること、自分の発言や表現を認められたことから安心感や充足感を得ること等を、体験する機会を提供することができた。
1.具体的な実施事業・イベントを教えてください
6/24(土)、10/28(土) 武蔵野大学教育学部学生を対象に、府中市美術館と府中の森公園で、「対話を通したアート鑑賞」研修を行った。( 参加人数:6/24学生34名、事務局及びスタッフ13名 10/28学生20名、事務局及びスタッフ11名)
2.実施事業は、どのような社会貢献・地域貢献活動になりましたか
将来、教育現場に出る学生が、本物の作品を前にし「対話を通したアート鑑賞」をすることで実践的な教育技術を学べた。
ひとりひとりの思いや意見をよく聞き尊重すること、それを互いにつなげることで心豊かなコミュニケーションの場を作り出せることを理解していた。これは長い目で見て、次世代の人材育成や美術館への集客に繋がることになると考えている。
1.具体的な実施事業・イベントを教えてください
12/7(木)府中十小6年生を対象に、府中市立小学校美術鑑賞教室事前授業として、府中第十小学校図工室他で、絵画ポスターによる「対話を通したアート鑑賞を行った。(参加人数:6年生児童105名、事務局及びスタッフ6名 )
2024年3/6(水) 府中十小3年生を対象に、府中第十小学校図工室他で、絵画ポスターによる「対話を通したアート鑑賞を行った。(参加人数:3年生児童128名、事務局及びスタッフ6名 )
2.実施事業は、どのような社会貢献・地域貢献活動になりましたか
「対話を通したアート鑑賞」の体験を通して自己や他者への理解を深められた。また、その実態がつかめた。このような活動を続けることで、コミュニケーション力を身に着け、社会や地域に目を向ける人材が育っていくと考えている。
1.具体的な実施事業・イベントを教えてください
12/8(金) 広報活動として、都内小学校図画工作科専科教員むけのあーちゅびーの紹介チラシ製作し、東京都図画工作教育研究会北多摩大会で全参加者に配布した。
2.実施事業は、どのような社会貢献・地域貢献活動になりましたか
チラシ配布により、大会参加者をはじめとする教員に対し「対話を通したアート鑑賞」やアートコミュニケーターという役割について広く認知してもらえ、共に社会貢献活動を始めるきっかけができた。
1.具体的な実施事業・イベントを教えてください
11/10(日)府中失語症友の会いろりの会 鑑賞プログラム
実施場所:府中市生涯学習センター
参加人数:当事者4名、家族4名、言語聴覚士4名
2.実施事業は、どのような社会貢献・地域貢献活動になりましたか
当事者の方それぞれの症状の段階に合わせて、グループ作りをし、言語聴覚士の方々の補助のもと「対話型美術鑑賞」を行った。この鑑賞プログラムでは、ひとりひとりの発言に耳を傾け、互いに尊重されるコミュニケーションが行われた。終了後、言語聴覚士さんから「当事者さんが普段語らないことも生き生きと話されていた」という話が出された。
絵画鑑賞を通して個々人の体験談を語ることで、社会や仲間とのつながりを感じられた様子だった。
1.具体的な実施事業・イベントを教えてください
2/22(土)子ども向けプログラム「あーちゅびーとアートで遊ぼう」
(午前、午後2回開催)
実施場所:府中市生涯学習センター
参加人数:小学生5名、家族3名、
2.実施事業は、どのような社会貢献・地域貢献活動になりましたか
「対話型美術鑑賞」を基本とした子ども向けの遊びの要素を入れたプログラムを実施した。参加者は小学1年生からその祖母までと年齢が様々な中、相手の発言に耳を傾けて互いを尊重するコミュニケーションが行われていた。自由になんでも思ったこと感じたことを話せる場で「うちの子、人前でこんなに話せるんだ」といった驚きの声や、「思ったことを素直に口にするのは久しぶり」といった感想が聞かれた。このプログラムを通して「ウェルビーイングな状態につながる体験」を提供できた。
1「対話を通じたアート鑑賞」プログラム(子ども、一般向け)の実施を継続する。
2.昨年度、教育関係者を対象とした「対話を通じたアート鑑賞」プログラムが開催できたので、さらにその実践の場を広げていく。
3.府中市美術館に働きかけ、子どもを対象とした少人数での「対話を通したアート鑑賞」プログラムの開催を目指す。