あーちゅびー は持続可能は開発目標(SDGs)を支援しています。
「対話を通じたアート鑑賞」プログラム(大学生向け、小学生向け、一般向け)の開催や教育関係者を対象としたプログラム作りやその実践を進める中で、主に4の質の高い教育の提供を目指す。
あーちゅびーは、府中市内の施設や市内小学校ほか美術館等で、小学生及び教育関係者、一般市民を対象とした「対話を通したアート鑑賞」を行っています。「対話を通したアート鑑賞」とは、1つのアート作品を進行者役と一緒に数人でみて、感じたこと、考えたことを自由に発言し、対話しながら考えを深めていくアート鑑賞の方法です。同じ意見でないとしても、それぞれの考えに耳を傾け、尊重することで、他者の感情や経験を理解していきます。それは作品だけでなく自分を取り巻く世界を再発見していくことにもつながります。 あーちゅびーはこのプログラムを通して、誰もが認め合える心豊かなコミュニケ―ションの場を、学校や美術館等で作ることを目指しています。
登録:2023/04/17 最終更新:2025/04/06
あーちゅびー は持続可能は開発目標(SDGs)を支援しています。
「対話を通じたアート鑑賞」プログラム(大学生向け、小学生向け、一般向け)の開催や教育関係者を対象としたプログラム作りやその実践を進める中で、主に4の質の高い教育の提供を目指す。
1.具体的な実施事業・イベントを教えてください
2/22(土)子ども向けプログラム「あーちゅびーとアートで遊ぼう」
(午前、午後2回開催)
実施場所:府中市生涯学習センター
参加人数:小学生5名、家族3名、
2.実施事業は、どのような社会貢献・地域貢献活動になりましたか
「対話型美術鑑賞」を基本とした子ども向けの遊びの要素を入れたプログラムを実施した。参加者は小学1年生からその祖母までと年齢が様々な中、相手の発言に耳を傾けて互いを尊重するコミュニケーションが行われていた。自由になんでも思ったこと感じたことを話せる場で「うちの子、人前でこんなに話せるんだ」といった驚きの声や、「思ったことを素直に口にするのは久しぶり」といった感想が聞かれた。このプログラムを通して「ウェルビーイングな状態につながる体験」を提供できた。
1.具体的な実施事業・イベントを教えてください
11/10(日)府中失語症友の会いろりの会 鑑賞プログラム
実施場所:府中市生涯学習センター
参加人数:当事者4名、家族4名、言語聴覚士4名
2.実施事業は、どのような社会貢献・地域貢献活動になりましたか
当事者の方それぞれの症状の段階に合わせて、グループ作りをし、言語聴覚士の方々の補助のもと「対話型美術鑑賞」を行った。この鑑賞プログラムでは、ひとりひとりの発言に耳を傾け、互いに尊重されるコミュニケーションが行われた。終了後、言語聴覚士さんから「当事者さんが普段語らないことも生き生きと話されていた」という話が出された。
絵画鑑賞を通して個々人の体験談を語ることで、社会や仲間とのつながりを感じられた様子だった。
1.具体的な実施事業・イベントを教えてください
6/24(土)、10/28(土) 武蔵野大学教育学部学生を対象に、府中市美術館と府中の森公園で、「対話を通したアート鑑賞」研修を行った。( 参加人数:6/24学生34名、事務局及びスタッフ13名 10/28学生20名、事務局及びスタッフ11名)
2.実施事業は、どのような社会貢献・地域貢献活動になりましたか
将来、教育現場に出る学生が、本物の作品を前にし「対話を通したアート鑑賞」をすることで実践的な教育技術を学べた。
ひとりひとりの思いや意見をよく聞き尊重すること、それを互いにつなげることで心豊かなコミュニケーションの場を作り出せることを理解していた。これは長い目で見て、次世代の人材育成や美術館への集客に繋がることになると考えている。
1「対話を通じたアート鑑賞」プログラム(子ども、一般向け)の実施を継続する。
2.昨年度、教育関係者を対象とした「対話を通じたアート鑑賞」プログラムが開催できたので、さらにその実践の場を広げていく。
3.府中市美術館に働きかけ、子どもを対象とした少人数での「対話を通したアート鑑賞」プログラムの開催を目指す。