金融ジェロントロジーとは「金融」と老年学を意味する「ジェロントロジー」を組み合わせたもので、長寿が金融面に与える影響を経済や医学・テクノロジーなどの多面的な視点から分析する分野である。
(1) 金融ジェロントロジー分野の研究及び情報の収集に関すること。
(2) 地域住民に対してのセミナーおよび相談業務を実施すること。
(3) 会員相互の連絡協調に関すること。
(4) その他本団体の目的達成上、必要な事項。
〇新団体設立のための規約の作成及び会員募集
〇府中市市民活動応援助成金「エール」への申請書提出
1.具体的な実施事業・イベントを教えてください
◎5/1(土) 総会 1報告事項 2決議事項・規約・役員・活動計画・予算案
◎5/23(日)勉強会① 「高齢者の財産管理」 近津さん講師
◎7/9(金) 勉強会② 「金融ジェロントロジーとは何か?」 向藤原さん講師
◎8/20(金)勉強会③ 「高齢社会白書から金融ジェロントロジーのついて考える」
伊逹さん講師
◎10/24(日)勉強会④ 「高齢者世帯の家計調査」 五十嵐さん講師
ファイナンシャルプランナーである当会員が講師となって勉強会を行った。
今年度は「金融ジェロントロジー」の本質を探り会員間での知識の向上と情報共有に努めた。
2.実施事業は、どのような社会貢献・地域貢献活動になりましたか
市民向けのセミナー開催への基礎・土台作りとして勉強会を重ねることにより、より確かな情報を発信することができた。
1.具体的な実施事業・イベントを教えてください
令和3年度
「第1回 いきいき暮らしとお金のセミナー」
~心豊かな老後をおくるために~
A 2021年9月23日(木・祝) セミナー&ZOOM同時開催
場所:第3会議室
13:00~14:30
①「エンディングノートと遺言のポイント」
近津 恵三子 (ファイナンシャルプランナー)
14:50~16:20
②人生100年時代を生きるための「健康寿命と資産寿命」の守り方
石黒知彦 (ファイナンシャルプランナー)
対象者 一般市民(高齢者)
参加人数 延べ35名
2.実施事業は、どのような社会貢献・地域貢献活動になりましたか
◎「エンディングノート」の存在や必要性を知る市民はまだ少数派なため、府中市でもこのノートを作成しHP上でも取得できる仕組みになっているので広域に情報を市民と共有できればと言う思いで今講座を開催した。まだ参加人数も限られているので今後は広報活動にも力を入れ当団体の認知度を上げて安心して相談ができる会にできればと思う。
◎当日参加者より「非常にわかりやすかった」「今後もセミナーを開催して欲しい」「相談会も行ってほしい」等感想を頂き、今後ももっと多くの市民に「心豊かな老後」が送れるよう活動を広めていきたい。
1.具体的な実施事業・イベントを教えてください
◎1/27(木)①伊逹さん講師:「FP相談に求められる心構えとスキル」
②向藤原さん講師:「ハイブリッドセミナーの運営テク」
2月に使う、ZOOMの設定、ハイブリッドでの共同ホストの役割等について確認した。
2.実施事業は、どのような社会貢献・地域貢献活動になりましたか
セミナーおよび相談会に向けての事前研修をプロのFPから習得することにより未経験や初心者によるスキルの向上につながり、相談事業がより確かなものになり市民に安心感を与えることができる。
50代からの暮らしとお金のお悩み解決プロジェクト
◎6/5 10時~11時半
第1回ミニサロン プラッツ第7会議室
大江英樹氏による“人生は60歳からが面白い”
参加者13名
スタッフ10名
◎7/17 10時半~17時40分
セミナー&相談会 第3会議室&第7会議室
“いきいき暮らしとお金のセミナー
~長寿時代の年金と資産管理~”
①老後のささえ、公的年金の基礎知識~老齢年金と遺族年金~ 伊達寿和
②超高齢化時代の「健康寿命」と「資産寿命」~知っておきたい”金融ジェロントロジー(金融老年学)”に迫る~ 長曽我部静枝
③あなたの家族と資産を守るための新しい選択肢「家族信託のきほん」向藤原寛
会場参加者延べ22名ZOOM参加者延べ7人
相談者4名
スタッフ10名
◎7/31 10時~11時半
第2回ミニサロン プラッツ第6会議室A
“突然の介護どうしたらいいの!
”講師:近津恵三子
参加者3名
スタッフ5名
◎9/4 10時~11時半
第3回ミニサロン プラッツ第6会議室A
“我が家の年金プラン”
講師:関野 敏子
参加者2名
スタッフ6名
◎10/ 1 10時~11時半
第4回ミニサロン プラッツ第7会議室A
“なんとなく体調がすっきりしない これって病気?”
講師:米倉 人美
参加者3名
スタッフ5名
◎11/ 6 10時~11時半
第5回ミニサロン プラッツ第6会議室A
“超初心者向け老後資金の増やし方”~みんなで話して不安を軽減しよう~
講師:土屋 繁一
参加者5名
スタッフ6名
◎11/12 10時半~16時
おひとりさまセミナー 第5会議室
①“おひとりさまの老後マネー。不安を払拭しませんか?”
近津恵三子
②“高齢期のお金の引き出し方を考えよう”
関野敏子
③“いつまでも動ける身体づくり”
小野寺由美子(東京女子体育大学准教授)
参加者延べ22名
スタッフ8名
◎12/25 10時~11時半
第6回ミニサロン プラッツ第7会議室A
“確定申告が必要なのって、どんな時?
~50代からセカンドライフにおけるシーン別に~
講師:大石 直也(税理士)
参加者8名
スタッフ6名
【事業の目的】
人口減少・高齢化の局面の中、社会制度や金融をめぐる環境も大きく変化しており、これまでのやり方や考え方では人生100年時代を健康かつ資産寿命も伸ばすことが困難となりつつある。そこで現状を認識し特に高齢者の収入の支えとなる年金の仕組みと大切な資産の運用と管理の仕方を理解してもらうことにより少しでも健康寿命と資産寿命の乖離を減らし安心した老後を送れるよう一歩を踏み出す一助となる事を目指す。
喫緊の課題である高齢化に伴う様々な社会問題に対峙し、今、府中市民が知っておかなければならない諸問題・行動をセミナーやサロンを通して情報発信、相談会にて具体的な行動をサポート
【目指す姿(ビジョ ン)】
人生100年時代、府中市民が安心して人生を全うできる暮らしやすい生活環境
【事業の成果】
「50代からの暮らしとお金のお悩み解決プロジェクト」事業として2回のセミナーと6回にわたるミニサロン及び相談会を実施したことにより当初の目的であった「高齢化に伴う様々な社会問題に対峙し、府中市民が知っておかなければならない諸問題・行動をセミナーやサロンを通して情報発信、相談会にて具体的な行動をサポートする」ことが綿密な計画とスタッフの協力において達成できたと確信している。第1回セミナーでは「長寿時代の年金と資産管理について」をテーマにまた第2回セミナーでは「おひとりさま」をテーマに長い老後生活にわたる資産管理のノウハウやおひとりさまになっても守る社会システムがあること、また健康体操も交えて健康と資産寿命の重要性も参加者とともに情報共有ができた。また毎月開催されたミニサロンでは少人数ながら「60歳からの人生の楽しみ方」・「介護について」・「年金プラン」・「すっきりしない体調管理」・「老後資金の増やし方」・「確定申告が必要な時」といった多様なテーマをアットホームな雰囲気で実施できリピータ―も増え、講義の後の自由な意見交換・質問コーナーでは市民は今どんなことに不安や疑問を抱いているかまたどのようなことを希望しているか生の声を聴くことができ、参加者同士もまた我々主催者にとっても有意義な会となった。さらに第1回のセミナーと並行して開催された相談会には4組のFP相談を行った。事前に相談内容を把握し当日相談者の話に耳を傾け真摯にアドバイスしたことにより相談者からは一歩前に進むことができるようになったと好評を得ている。各回において「参加者の考え方や意識の変化があったか」と言ったアンケートを取っているがその結果をまとめると①新しい知識が増えた②自分の生活を見直すきっかけができた③気持ちが楽になった④講師自らの体験が参考になった⑤意見交換が良かった⑥自分の未来を考えるようになった⑥行政の窓口がわかって安心した⑦自分の考えが整理できた など各人がぼんやりしていた(不安も感じながら)将来・老後生活が実際、セミナーに参加して“講師の実体験や社会や制度の仕組み・こんな生き方や方法もあるよ”といった確かな情報を発信共有することにより参加者に安心感と気づきを与えさらには自身の未来を創造し切り拓いていくエネルギーを抱かせる効果があったのではないかと思う。
◎第1回 ~人生100年設計 くらしとお金のミニサロン」”超高齢社会における退職後のお金との向き合い方”
資産形成を終えた世代にとって、「これからこの資産の寿命をどうやって延ばしていったらいいのか」を、 ⽣活費抑制 勤労収⼊ 年⾦収⼊ 資産収⼊ のバランスを取る視点で野尻氏と共に考えていきました! サロン形式だったので講師と参加者の距離が近くアットホームな感じで良い雰囲気でした。 たくさんの質問も飛び交い、野尻氏の回答も熱が入っておりとても分かりやすい説明で納得できました。 参加者からも好評でした。
【日程】2023年6月24日(土)
【時間】10:00~11:30
【会場】府中市市民活動センタープラッツ 第7会議室
【定員】30名(先着)
【参加費】1000円
◎第2回~人生100年設計 くらしとお金のミニサロン~ おひとりさまの資産運用~快適な老後へ~
第2回目のミニサロンはファイナンシャルプランナーの近津恵三子氏による1時間の講義後、参加者の皆さんと30分間の歓談のお時間を取りました。 おひとりさまの老後として 「これからどうやって、快適な老後を過ごせるか」を 退職金の貰い方 年金収入と資産の関係 不安を払拭することなど 参加者とともに考え、多くの質問にお答えしながらお悩みを解決していきました。
【日程】2023年9月23日(土)
【時間】10:00~11:30
【会場】府中市市民活動センタープラッツ 第7会議室B
【定員】10名(先着)
【参加費】500円
◎第3回~人生100年設計 くらしとお金のミニサロン「相続にかかる税金の申告について」 ~相続税申告・準確定申告・譲渡所得税申告などの注意点~
①相続税の申告が必要な時って? ②被相続人の準確定申告とは? ③相続に関係して相続人の所得税の確定申告が必要となる時 相続財産の受領や税金の申告を考える際の主要なポイントを項目ごとに説明しました。
相続に関する税金の申告は複雑ですが、大石直也税理士によりわかりやすい内容で説明されました。参加者は自分事として真剣に聴講されておりました。
【日程】2023年12月23日(土)
【時間】10:00~11:30
【会場】府中市市民活動センタープラッツ 第7会議室B
☆未来への準備 40代~50代のためのFPワークショップ&資産運用・保険・ライフプランセミナー
40代~50代のために ”未来への準備”として FPワークショップと3つのセミナーを開催致しました。 今回はテレビ・雑誌でおなじみの 竹下 さくら ファイナンシャルプランナーをお迎えし、”暮らしに役立つ「保険の見直し」”を講演して頂き、1時間という限られた時間の中で、保険の見直しのポイントをわかりやすく御説明して頂きました。 FPワークショップでは老後に必要な費用を参加者に実際に計算して頂き、 自身の将来に必要な資金を知ることができ その将来に向かって今から準備すべきことを学びました。 また「老後資金の作り方」や「シンプルな資産運用方法」のセミナーも開催し 午前からすべてのセミナーに参加された方は ①収入と支出の算出 ②無駄な費用をピックアップ ③保険の見直し ④残った資産の確かな運用 と言った一連の流れを習得することができ、ご自宅に帰って家計の見直し・総点検をすることができたのでは ないかと思います。 参加者の皆様からはどの講座も分かりやすく有益だったと好評でした。 <・自分や家族の将来を守るために、適切な保険を選ぶことの重要性を知りました ・今まで無駄な保険に入っていた可能性があり、セミナーを受ける前よりも将来に対する不安が減りました ・今後の資産運用に対する自信が持てるようになりました>など感想を頂きました。
令和5年7月17日(祝・月)
【ワークショップ】
①10:00~11:30 「老後に必要な費用と備えとは?~退職後の収支を計算してみましょう~」
【セミナー】
②13:00~14:00 「60歳でも間に合う「老後資金」の作り方」
③14:15~15:15 暮らしに役立つ「保険の見直し」
④15:30~16:30 「時間を味方に!40、50代から始めるシンプルな資産運用方法」
☆ワークショップ&セミナー 遺言・遺産分割~大切な遺産をどう繋ぐ~
「遺言・遺産分割~大切な資産をどう繋ぐ~」 ワークショップと2つのセミナーを開催いたしました。 今回は著名な弁護士・税理士・ファイナンシャルプランナーをお迎えして、遺言・生前贈与・遺産分割・相続対策など大切な資産をどのように繋いでいくか・・長寿社会にとって避けては通れない内容となっており、たくさんの市民が参加されました。
①ワークショップ「遺言のすすめ~弁護士が教える遺言書のポイント~」
第1部のワークショップでは坂井弁護⼠が相続や遺⾔書作成に関する基礎知識を解説し、参加者が共通の題材を使って、遺⾔書の作成に取り組むワークショップを⾏いました。
参加者の皆さんが坂井氏の説明を熱心に聴かれ、そのあとに実施された遺言書のワークショップはいろんな意見が出され、実際に書いてみる大切さを体験できた充実したワークショップとなりました。
②セミナー「相続専門税理士が伝授する!相続税から資産を守る生前贈与、遺産分割活用術セミナー」
第2部のセミナーでは廿野税理士が令和5 年度税制改正⼤綱により⽣前贈与に関する変更点を中⼼に解説し、効果的な遺産分割活⽤術をお伝えしました。
効果的な遺産分割活用術など非常にわかりやすい説明で参加者の皆さんにも好評でした。
③セミナー「相続対策と金融商品~資産と家族をどう守る~」
「相続対策と金融商品」についてファイナンシャルプランナーの向藤原寛氏が解説致しました。
増やす株式、投資信託。守る保険。相続が起こってから慌てないためにも、金融ジェロントロジーにも考慮した準備が必要であり、新しい贈与税制、節税対策を踏まえ、金融資産への考え方を中心に、幅広い視点からわかりやすくご説明されました。
令和5年10月28日(土)
ワークショップ&セミナー 遺言・遺産分割~大切な資産をどう繋ぐ~
【ワークショップ】
①10:00~11:30
「遺言のすすめ~弁護士が教える遺言書のポイント~」 講師:坂井 雄介氏
【セミナー】
②14:15分~15:15「相続専門税理士が伝授する!相続税から資産を守る生前贈与、遺産分割活用術セミナー」講師:廿野 幸一氏 (税理士/CFP認定者)
③15:30分~16:30「相続対策と金融商品~資産と家族をどう守る~」講師: 向藤原寛(CFP認定者)
【場所】
市民活動センター プラッツ
◎ワークショップ・セミナー会場:6階第3会議室
同時開催 いきいきプラザ職員による「今日からできるフレイル対策!」
念願の「いきいきプラザ」との協働が実現致しました!
元気いっぱいのいきいきプラザ職員による「今日からできるフレイル対策!」で、気持ちも心も一新して本当にさわやかなひと時を過ごせました!日頃の運動不足も手軽な体操で解決できるすべを習得しました!
参加者のみなさんも常時笑顔がこぼれてました!!
1.具体的な実施事業・イベントを教えてください
個別FP相談会の実施
府中市男女共同参画センターにて
毎月1回ずつ
2.実施事業は、どのような社会貢献・地域貢献活動になりましたか
相談者は少人数だったものの、こういった活動を当研究会が継続実施することによって、お金の相談や将来の不安や年金・介護等
生活に関する相対的な相談を解決する仕組みがあることを市民に認知してもらうには良い機会となりました。
1.具体的な実施事業・イベントを教えてください
第37回府中市男女共同参画推進フォーラム「未来の準備;年収の壁、年金・育児・介護・教育給付金のポイントを学ぶ」
6月29日(土曜日)
(1)13:30~14:30
(2)15:00~16:00
ジェンダーロールの変化が進み、男性と女性の選択肢が広がる中、2022年国勢調査で示された課題は、女性の働き方『年収の壁』です。このセミナーでは、第1部で『年収の壁』と社会保険加入の年金メリットを解説し、第2部では育児、介護、教育給付金のポイントを提供し、将来の安心とスキル向上をサポートした。
延べ参加者10名
2.実施事業は、どのような社会貢献・地域貢献活動になりましたか
【講座内容】 今回のセミナーでは、未来の準備に関する重要なポイントを2部構成でお届けしました。
第1部では、関野敏子が「年収の壁と社会保険加入のメリット」について講演しました。私たちの生活は公的な社会保険制度によって生涯守られていることと特に国民皆年金の仕組みを話しました。現在問題になっている第3号被保険者制度の成り立ちと時代背景、令和の女性の働き方をグラフで説明しました。「年収の壁」という言葉を最近聞きます。実際は税制上の壁は超えて良い壁で、社会保険上の壁を超える時は今後の働き方を考える必要があります。年収130万円超、従業員100人以下の場合、国民年金と国民健康保険の保険料の支払いが生じてしまうことに注意する。現在政府が進めている「年収の壁」支援強化パッケージにより社会保険加入の支援があること。女性は長生きなので、社会保険に加入し厚生年金をプラスしてもらう方が老後の生活が安定すること。しかし現実の第3号被保険者の本音のアンケートと正規職員と非正規職員の割合のグラフも載せました。
第2部では、近津 恵三子が「育児・介護・教育給付金のポイント」について講演しました。最新の育児休業制度として、パパが参加しやすい育休の説明や、パパが育児休職を取るための方法、そしてパパママ二人で育児休業を取れるようにする2022年10月からの育児休業法改正内容を分かりやすく案内しました。出産手当金、出産一時金、育児給付金や社会保険の免除に関する情報も提供しました。さらに、育児に関して厚生労働省がお勧めするサイトや東京都などの行政からの情報も説明しました。
介護については、雇用保険からの給付金と併せて育児・介護休業法の概要や、労働者が取得できる法的権利について案内しました。リスキリングや再就職支援についても具体的な情報を提供し、雇用保険からの教育訓練給付やハローワークの無料職業訓練、経済産業省のリスキリングを通じたキャリアアップ事業、東京都のデジタル人材育成事業についても紹介しました。最後に、参加者には世帯全体で生涯賃金を考え、年収アップを目指す提案を行いました。
【参加者の声】
第1部
セミナ―終了後、参加者の皆さんに質問や感想をお聞きしました。60代「年代により働き方の変化があり、その都度自分と向き合いしっかり考えていきたい。」50代「中三と高三の子供、103万円の壁を意識していた。」40代「下の子供10歳で残業できない。」30代「6歳と3歳の子供、体力的に正社員は厳しい。休職中」などの意見がありました。男女共同参画センターの受付に東京ウィメンズプラザ発行の「パパとママが描くみらい手帳」のみらいデザイン年表を参考に、ライフデザインプラン(家庭、仕事、学ぶ、趣味等の割合を現在、5年後、10年後の一覧表)を作成しました。皆さんが仕事、家庭、環境の変化を予測して充実した未来を目指してほしいと思いました。
第2部
セミナー終了後、歓談の時間を設け、参加者の皆様にそれぞれのテーマについてお伺いしました。特に第一部から引き続き参加された方々には、既に育児をされている方が目立ちました。参加者の多くは世帯年収や生涯賃金の話を理解しているものの、実際には家族の協力が得られないという悩みがあることが浮き彫りになりました。この共通の悩みを共有することで、参加者同士が「一人ではない」と共感し合う場が生まれたのではないかと思います。このセミナーを通じて、参加者が新たなアクションを起こすきっかけになればと願っております。
【主催した感想】
当団体名の「金融ジェロントロジー」は、「金融」と老年学を意味する「ジェロントロジー」を組み合わせたもので、長寿が金銭面に与える影響や経済、医学、テクノロジーなど多方面から社会課題に取り組むための啓蒙活動を行っております。これまでのセミナーでは、50代後半以降の受講者が多く見られました。
今回は、比較的若い世代の方々にご参加いただき、働き方や世帯収入について深く考える機会を提供できたのではないかと思います。セミナーの目的である『年収の壁』と社会保険加入の年金メリットを解説し、育児、介護、教育給付金のポイントを提供することで、将来の安心とスキル向上をサポートする内容をお伝えできました。このセミナーを通じて、皆さんに将来を見据えた考え方や対策の一助となればと願っています。次回、このような機会をいただけましたら、当団体の理念に基づき、人生100年のスパンでの人生設計を考えるセミナーにしたいと考えております。また、次回の募集活動に関しては、X(Twitter)、インスタグラム、フェイスブック等のSNSも積極的に当団体も活用したいと思います。
1.具体的な実施事業・イベントを教えてください
「府中市社会福祉協議会『権利擁護センター』・『まちづくり推進係』の取り組みについて」
令和6年 9月14日(土)
第1部:10時~10時40分
「権利擁護センターの取り組み」
社会福祉士 高橋 かおる氏
第2部:10時50分~11時30分
「地域活動推進課・まちづくり推進係の取り組み」
コーディネーター・介護福祉士 和田 有美氏
質疑応答:11時30分~11時50分
参加者10名
2.実施事業は、どのような社会貢献・地域貢献活動になりましたか
当研究会として府中市の社会福祉協議会との協働を兼ねてから希望しており、今回は協議会との多大なるご協力のもと上記の内容での勉強会が実現しました。
協議会として現在実施されている権利擁護事業の内容やまちづくり推進係の取り組みを理解することができ今後、当研究会の取り組みが府中市社会福祉協議会とコラボして社会貢献できればと思います。
1.具体的な実施事業・イベントを教えてください
豊かな老後のカギ🗝 資産寿命と健康寿命を考えるセミナー 『資産寿命編!!』
今回は『60代からの資産「使い切り」法』の著者 野尻哲史氏(合同会社フインウエル研究所代表)をお迎えし、”運用よりも上手に取り崩す効果の方が大きいことの重要性について”講演して頂きました。
また今年から始まった「”新NISA”での老後資金の運用方法」や「家族や資産を守るための贈与・遺言・家族信託」のセミナーも開催いたしました。
【スケジュール】
①9:30~11:00:「無期限で安心!新しいNISAで老後資金を賢く運用」(トークセッション)
③14:20~15:30:「資産の取り崩しの重要性を考える」
④15:40~16:50:「大切な資産をどう引き継ぐ? ~家族と資産を守るための、贈与・遺言・家族信託~」
【内容】
① 9:30~11:00 「無期限で安心!新しいNISAで老後資金を賢く運用」
内容:老後資金の運用では、非課税メリットのあるNISAの活用がカギです。
NISAの概要と活用について、初めての方にも分かりやすく説明します。
前半45分が伊達氏のみで講演、後半45分がトーク形式のQ&Aイメージ
講師:伊達 寿和氏(マネーライフ・ラボ三鷹代表)ファイナンシャルプランナーCFP認定者
関野 敏子氏(ファイナンシャルプランナーCFP認定者)
③ 14:20~15:30 「資産の取り崩しの重要性を考える」
内容:このところ株価の乱高下が続いておりますが、そうしたなかで資産の取り崩すことがどんな 意味を持っているのかを一緒に考えていきましょう。運用よりも上手に取り崩すことの効果の方が大きく、それを理解することの重要性をご理解いただきたいと思っています。
講師:野尻哲史氏(合同会社フィンウェル研究所代表)
④15:40~16:50 「大切な資産をどう引き継ぐ? 〜家族と資産を守るための、贈与・遺言・家族信託〜 」
内容:老いは楽しみたいものです。あなたは何を家族に引き継ぎますか。
世代を超えて、あなたの想いと資産を輝かせること、創造しませんか?
講師:向藤原 寛氏(立川FP事務所代表)ファイナンシャルプランナーCFP認定者
延べ参加者38名
2.実施事業は、どのような社会貢献・地域貢献活動になりましたか
今回のセミナーは資産寿命と健康寿命という両局面からの寿命を考えるセミナーとしてこれからの長い人生において資産だけ、健康だけ延命することが決して幸福になれる条件ではなく人生100年時代における生き方の一つとして資産も健康も両輪として延命していく必要があることが認識できたセミナーとなり参加者に深い共感を得ることができました。
1.具体的な実施事業・イベントを教えてください
豊かな老後のカギ🗝 資産寿命と健康寿命を考えるセミナー 『健康寿命編!!』
今回は 桜美林大学名誉教授・日本応用老年学会会長 柴田博氏をお招きして「高齢期の健康概念から見た、健康寿命の誤解と嘘」について”講演して頂きました。
~2年前の厚生労働省のe-ヘルスネットでは、まだ平均寿命と健康寿命の差が男性約9年、女性約12年というデータを取り上げ、社会保障制度持続ためにこの差を縮めようと訴えています。高齢者の幸せのためでなく、社会保障制度持続のために健康寿命を延ばそうと言っているのです。実質の差は約2~4年です。この誤解と嘘を解き明かします~
またいきいきプラザ職員による「今日からできるフレイル対策!」も開催いたしました!
【スケジュール】
☆11:15~12:00:「今日からできるフレイル対策!」(健康体操)
健康体操「今日からできるフレイル対策!」(いきいきプラザ)
みなさん、日ごろの運動不足とストレスを発散されたようで終了後はスッキリされた笑顔が見られました。
A 13:00~14:10:「高齢期の健康概念から見た、健康寿命の誤解と嘘」
内容:2年前の厚生労働省のe-ヘルスネットでは、まだ平均寿命と健康寿命の差が男性約9年、女性約12年というデータを取り上げ、社会保障制度持続ためにこの差を縮めようと訴えています。高齢者の幸せのためでなく、社会保障制度持続のために健康寿命を延ばそうと言っているのです。実質の差は約2~4年です。この誤解と嘘を解き明かします
講師:柴田博氏 (桜美林大学名誉教授 日本応用老年学会会長)
延べ参加者
38名
2.実施事業は、どのような社会貢献・地域貢献活動になりましたか
今回のセミナーは資産寿命と健康寿命という両局面からの寿命を考えるセミナーとしてこれからの長い人生において資産だけ、健康だけ延命することが決して幸福になれる条件ではなく人生100年時代における生き方の一つとして資産も健康も両輪として延命していく必要があることが認識できたセミナーとなり参加者に深い共感を得ることができました。
また、平均寿命と健康寿命の実際の差や、生涯発達理論等、非常に興味深いお話を伺うことができました。
特に「実質の差は約2~4年である」といったデータを交えた内容は、参加者にとって新たな視点を得る貴重な機会となったようです。
終了後のアンケートでも「思っていたより健康寿命は長かった」「具体的な説明がわかりやすかった」などの好評をいただいております。貴重な講演となりました。
◎金融ジェロントロジーセミナーの開催
◎府中市男女共同参画週間でのセミナー開催
◎サロンの実施(1~2回/年)
◎相談会の実施
◎協働祭りの参加
◎いきいきプラザとの協働
◎自主勉強会の実施など