中央大学SBC演習関根ゼミナール は持続可能は開発目標(SDGs)を支援しています。
NPO法人府中アスレティックフットボールクラブと協働し、スポーツを通じた地域活性化プロジェクトを実施する学生団体です。現在は、佐久穂プロジェクトと防災プロジェクトの2つの活動を実施しています。
<佐久穂プロジェクト>
府中市と佐久穂町の姉妹都市交流を活性化させ、両地域の持続的なまちづくりの実現を目指しています。コロナ禍では、佐久穂の魅力を自宅で体験できるオンラインツアーを企画してきました。現在は、トレッキングなど、アウトドアスポーツを活用した体験活動を企画・展開しています。
<防災プロジェクト>
「スポーツ×防災」という視点から、誰もが参加しやすい新しい形の防災企画を立案します。スポーツ(遊び)が持つ「楽しさ」を活用することで、防災への関心や問題意識を高めたり、参加障壁の高く思われがちな災害訓練などのイベントに足を運ぶきっかけを作ったり、さまざまな企画を考えていきます。
中央大学SBC演習関根ゼミナール は持続可能は開発目標(SDGs)を支援しています。
2020年度登録
府中市と姉妹都市佐久穂を繋ぐオンラインツアー“サクタビ”を1月30日にzoomで開催しました。
総勢40名を超える人が集い、佐久穂の日本酒やグルメ(ウィンナーや信州サーモン、リンゴ・プルーンのジャム&ジュース、信州ひすいそば)を味わいながらコミュニケーションをはかり、現地の魅力をご自宅で体感することができました。お薦めトレッキングコースも紹介し、翌年度にスポーツイベントを展開するための機運をつくることができたことも成果です。
1.具体的な実施事業・イベントを教えてください
本団体は、府中市と佐久穂町という姉妹都市の交流を深め、両都市の持続可能なまちづくりの実現を目指す取り組みを展開しています。2021年度はコロナ禍でも交流を継続するために、12月に佐久穂オンラインツアー「サクタビ」を開催しました。佐久穂の特産品の詰め合わせを40セット販売し、当日は両都市から40人(関係者を含む)がオンラインで交流を深めることできました。
2.実施事業は、どのような社会貢献・地域貢献活動になりましたか
オンラインツアーを通じて、佐久穂の食や自然、人の魅力を府中の皆様に紹介することができました。また、オンラインで気軽に参加できるイベントという「新しい交流形態」を創り上げることができ、姉妹都市交流を一歩前に進めることができたと考えています。
1.具体的な実施事業・イベントを教えてください
〜帰宅困難者をターゲットとした防災意識を高めるための企画展開〜
本学生グループでは、府中市の防災施策(帰宅困難者対策)の現状と課題について分析し、その課題解決に資する取り組みを展開することを目指した。今年度の活動では、市への来訪者に対する認知度向上が課題となっていた “一時滞在施設”に着眼し、その存在を広く周知するためのポスター作成を実施した。
2.実施事業は、どのような社会貢献・地域貢献活動になりましたか
帰宅困難者対策として設置されている”一時滞在施設”を紹介するポスターを制作し、その情報の周知に努めた。京王電鉄の8駅(飛田給、武蔵野台、多磨霊園、東府中、府中、分倍河原、中川原、聖跡桜ヶ丘)にポスターを掲出することができ、一時滞在施設の存在について広く啓発することができた。(※なお、本事業は、府中市防災危機管理課や府中市市民活動センタープラッツと協働し、実施した。)
1.具体的な実施事業・イベントを教えてください
〜姉妹都市交流の進展を機としたアウトドア・スポーツ・イベントの展開〜
府中市唯一の「姉妹都市」である佐久穂町をフィールドに、姉妹都市交流を深めるための親子アウトドア体験事業(ファミリーキャンプ)を実施した。2022年10月1〜2日に、佐久穂ファミリーキャンプ “サクキャン”と題し、佐久穂町の食、自然、人の魅力を実体験できる事業として展開した。具体的には、ソーセージづくり体験やイワナ釣り、バーベキュー、白樺林ウォーキング、信州サーモン食べくらべ、りんご収穫体験などを通じて、現地の魅力を満喫するイベントを実施した。
2.実施事業は、どのような社会貢献・地域貢献活動になりましたか
本事業は、次のような成果を上げることができた。
・コロナ禍で姉妹都市交流が停滞する中で、両都市の人々が交流する一つの機会を作ることができた。
・府中市内での広報活動の結果、定員を超える応募を集め、抽選の結果、5組の家族(府中市民)を佐久穂町に招くことに成功した。
・今回の事業はモニターイベントとして実施し、今後に向けて運営体制を整えるとともに、参加者からのフィードバックを得ることを主たる目標とし、その目標は達成することができた。
・また、府中市の市民活動センターや佐久穂町の行政や生産者を巻き込み、今度につながる人的なネットワークを形成することができた。このことは、今度の両都市の交流活動を継続していくための一つの素地となることが期待できる。
※本事業は、「令和4年度佐久穂町大学生等地域コミュニティ活動推進事業補助金」を受けて実施したプロジェクトの成果の一つである。
1.具体的な実施事業・イベントを教えてください
「姉妹都市佐久穂を満喫するファミリープログラム”サクタビ”」(2023年9月)と「おやこぼうさいチャレンジ」(2023年10月)という二つのプロジェクトを実施しました。
2.実施事業は、どのような社会貢献・地域貢献活動になりましたか
姉妹都市交流企画企画「サクタビ」では、親子キャンプやアウトドアというアクティビティを基軸に、地域の資源を満喫しつつ、食育や自然学習につながるプログラムを実施することができた。これまで佐久穂町に訪れたことがなかった府中市民を誘客することで、姉妹都市の魅力を市民に伝える機会となり、「関係人口」の増加という長期的な展望のきっかけとなるような取り組みを実施することができた。
「親子ぼうさいチャレンジ」では、楽しく防災を学べる「巨大ぼうさいカルタ」を開発し、市内で実施された防災訓練の会場内でそのカルタ体験会を開催した。楽しいカルタ体験会を誘引に、地域防災という参加障壁が高いイベントに多くの地域住民を集めることに成功。地域の防災訓練に参加するきっかけとなるイベントを開催することができた。
2024年度についても、次の2つの事業を継続的に展開することを目標とする。
・府中市と佐久穂町の姉妹都市交流の充実に向けた学生プロジェクト「佐久穂ファミリープログラム」を開催する。
・「スポーツ×防災」という視点から、子どもが参加しやすい新しい形態の防災対策イベントを企画・実施する。