NPO法人アーティスト・コレクティヴ・フチュウ(ACF)は、東京都府中市を中心とした、アートに関わる人々やアートファンのネットワークです。
府中市は東京都のほぼ真ん中に位置する、郊外の住宅地です。ACFに関わるメンバーは、くらしと近しいアート、アートと近しいくらしを、それぞれの立場から考えています。わたしたちは、地域とアートの懸け橋となるようなプロジェクトのアイデアを共有し、それらを実現する場を共に創っています。アートを通して互いを知り、地域を知る。これがわたしたちの原動力です。
ACFは「アーティストがすみ良いまち」ひいては「誰もが自由に表現ができるまち」を目指しています。
ひとりひとりが主人公となり、だれもが、そのひとらしい表現ができるまちへ。
2018.11~12月「暮らしと表現の芸術祭フェット」
2018.4月~2019.3月「親子の即興演劇(インプロ)」
2018.7月、11月「ホームムービーの日(8mmフィルム上映)」
2019.1月「フィルム・クロニクル(映画上映会)」
8月から1月にコミュニティサロン事業nullを実施。市内の様々なアートの拠点を巡回し、毎回テーマやキーワードを決め、テーマに沿って参加者がそれぞれ持ち寄った本やアート作品、CDなどを発表しあい、お互いの興味や知識、趣味の共有を図った。毎月開催予定が、新型コロナウィルスの影響で2月以降の開催が中止となる。
10月からはメディア事業としてコミュニティFMラジオフチューズ内に地域のアート情報番組を開始。毎月第一火曜日の22時から30分の番組。毎回市内に住むアーティストやACFのメンバーをゲストに呼ぶことで、地域の人々にアーティストたちの活動を発信することができた。番組は現在も継続中。
⒈団体の定例会議
・回数: 理事を中心に年間18回(オンライン含)
・内容:
・拠点についての検討
・府中市との協働事業について検討
・事業進捗、情報共有
⒉2020年度活動
・上映会開催準備(オンライン)
内容: コロナ禍で延期になった8ミリフィルムの上映会「ホームムービーの日in東京府中」をオンラインで開催する準備を進めた。
4月17日開催予定。
・国際交流サロンDIVEでのディスプレイ展示
内容: ACFが窓口となり、2020年9月よりコラージュ作家小川優希さんの作品を展示。
⒊団体の1年間の活動の総括
・コロナ禍集合型のイベントは全て中止になったが、サロンイベントのオンライン化やラジオ番組の内製化など新しいプロセスを確立しつつある。また活動の参考に他の団体への取材も行った。
・団体のWEBサイトの新規立ち上げ、小冊子の編集(2021年度発行予定)、YouTubeチャンネルなど情報発信の基盤を整備できた。
・府中市協働事業提案制度に参加し採択される。(2021年4月から開始)
・会員間の交流についてはグルーウェアを中心に実施したが、より多く参加できるように改善していきたい。
ラジオ番組の制作と4月7日放送 おとのふね (ラジオフチューズ )ゲスト: 美術作家 高嶋英男
内容: 毎回1回、府中に関わるアーティストを迎えアートや府中の情報を発信する。
対象: 府中市及び近隣住民、web放送(リスラジ)による全国のリスナー
効果: 府中のアーティストやイベントを紹介することで活動や交流の機会をつくっている。(収録風景はYouTubeで配信)
東京都、アーツカウンシル東京との協働。
ラジオ番組の制作と5月5日放送 おとのふね (ラジオフチューズ )ゲスト: 美術作家 宮山香里
内容: 毎回1回、府中に関わるアーティストを迎えアートや府中の情報を発信する。
対象: 府中市及び近隣住民、web放送(リスラジ)による全国のリスナー
効果: 府中のアーティストやイベントを紹介することで活動や交流の機会をつくっている。コロナ禍対応で収録や編集を内製化した。(収録風景はYouTubeで配信)
東京都、アーツカウンシル東京との協働。
ラジオ番組の制作と6月6日放送 おとのふね (ラジオフチューズ )ゲスト: 和田滋夫
内容: 毎回1回、府中に関わるアーティストを迎えアートや府中の情報を発信する。
対象: 府中市及び近隣住民、web放送(リスラジ)による全国のリスナー
効果: 府中のアーティストやイベントを紹介することで活動や交流の機会をつくっている。コロナ禍対応で収録や編集を内製化した。(収録風景はYouTubeで配信)
東京都、アーツカウンシル東京との協働。
ラジオ番組の制作と7月7日放送 おとのふね (ラジオフチューズ )ゲスト: 宮川亜弓
内容: 毎回1回、府中に関わるアーティストを迎えアートや府中の情報を発信する。
対象: 府中市及び近隣住民、web放送(リスラジ)による全国のリスナー
効果: 府中のアーティストやイベントを紹介することで活動や交流の機会をつくっている。コロナ禍対応で収録や編集を内製化した。(収録風景はYouTubeで配信)
東京都、アーツカウンシル東京との協働。
ラジオ番組の制作と8月4日放送 おとのふね (ラジオフチューズ )ゲスト: 関口摩実
内容: 毎回1回、府中に関わるアーティストを迎えアートや府中の情報を発信する。
対象: 府中市及び近隣住民、web放送(リスラジ)による全国のリスナー
効果: 府中のアーティストやイベントを紹介することで活動や交流の機会をつくっている。コロナ禍対応で収録や編集を内製化した。(収録風景はYouTubeで配信)
東京都、アーツカウンシル東京との協働。
8月29日 サロンイベント null を開催。アートについてのテーマを語り合う形式で初のオンライン開催となった。
参加者: 9名。
成果: 通常は府中の様々な場所に集まって開催しているが、今回は初のオンライン開催となった。コロナ禍でも交流会のノウハウを蓄積した。
東京都、アーツカウンシル東京との協働。
ラジオ番組の制作と9月1日放送 おとのふね (ラジオフチューズ )ゲスト: 陽茂弥
内容: 毎回1回、府中に関わるアーティストを迎えアートや府中の情報を発信する。
対象: 府中市及び近隣住民、web放送(リスラジ)による全国のリスナー
効果: 府中のアーティストやイベントを紹介することで活動や交流の機会をつくっている。コロナ禍対応で収録や編集を内製化した。(収録風景はYouTubeで配信)
東京都、アーツカウンシル東京との協働。
ラジオ番組の制作と10月6日放送 おとのふね (ラジオフチューズ )ゲスト: 絵本作家 かさごえみ
内容: 毎回1回、府中に関わるアーティストを迎えアートや府中の情報を発信する。
対象: 府中市及び近隣住民、web放送(リスラジ)による全国のリスナー
効果: 府中のアーティストやイベントを紹介することで活動や交流の機会をつくっている。コロナ禍対応で収録や編集を内製化した。(収録風景はYouTubeで配信)
東京都、アーツカウンシル東京との協働。
ラジオ番組の制作と11月3日放送 おとのふね (ラジオフチューズ )ゲスト: 水野さやか・シーナアキコ
内容: 毎回1回、府中に関わるアーティストを迎えアートや府中の情報を発信する。
対象: 府中市及び近隣住民、web放送(リスラジ)による全国のリスナー
効果: 府中のアーティストやイベントを紹介することで活動や交流の機会をつくっている。コロナ禍対応で収録や編集を内製化した。(収録風景はYouTubeで配信)
東京都、アーツカウンシル東京との協働。
ラジオ番組の制作と12月1日放送 おとのふね (ラジオフチューズ )ゲスト: 宮﨑太貴・佐藤拓也
内容: 毎回1回、府中に関わるアーティストを迎えアートや府中の情報を発信する。
対象: 府中市及び近隣住民、web放送(リスラジ)による全国のリスナー
効果: 府中のアーティストやイベントを紹介することで活動や交流の機会をつくっている。コロナ禍対応で収録や編集を内製化した。(収録風景はYouTubeで配信)
東京都、アーツカウンシル東京との協働。
ラジオ番組の制作と1月5日放送 おとのふね (ラジオフチューズ )ゲスト: コラージュ作家 小川優希
内容: 毎回1回、府中に関わるアーティストを迎えアートや府中の情報を発信する。
対象: 府中市及び近隣住民、web放送(リスラジ)による全国のリスナー
効果: 府中のアーティストやイベントを紹介することで活動や交流の機会をつくっている。コロナ禍対応で収録や編集を内製化した。(収録風景はYouTubeで配信)
東京都、アーツカウンシル東京との協働。
ラジオ番組の制作と2月2日放送 おとのふね (ラジオフチューズ )ゲスト: 加藤希
内容: 毎回1回、府中に関わるアーティストを迎えアートや府中の情報を発信する。
対象: 府中市及び近隣住民、web放送(リスラジ)による全国のリスナー
効果: 府中のアーティストやイベントを紹介することで活動や交流の機会をつくっている。コロナ禍対応で収録や編集を内製化した。(収録風景はYouTubeで配信)
東京都、アーツカウンシル東京との協働。
ラジオ番組の制作と4月7日放送 おとのふね (ラジオフチューズ )ゲスト: 渡辺勇士
内容: 毎回1回、府中に関わるアーティストを迎えアートや府中の情報を発信する。
対象: 府中市及び近隣住民、web放送(リスラジ)による全国のリスナー
効果: 府中のアーティストやイベントを紹介することで活動や交流の機会をつくっている。
コロナ禍対応で収録や編集を内製化した。(収録風景はYouTubeで配信)
東京都、アーツカウンシル東京との協働。
1.具体的な実施事業・イベントを教えてください
ラッコルター創造素材ラボー (府中市提案型協働事業)
府中市内の企業から創造活動の素材となる廃材を提供していただき、アーティストのよるワークショップの開催や希望者へ素材を提供する仕組み作り。
場 所:とりときハウスギャラリー(ワークショップ及び展示会)
日 時:ワークショップ12月5日(日)10:00〜16:00
展示会 12月6日(月)〜19日(日)
その他年間を通じて企業訪問、素材提供等を実施
参加者:約130人
支援実績:180,000円(府中市)
2.実施事業は、どのような社会貢献・地域貢献活動になりましたか
府中市内の企業に協力を依頼し6社から素材を提供いただく。その中から選んだ素材でオンラインワークショップと約2週間の展示会を開催した。参加者からは企業活動やリサイクルを考える機会として、企業側からは素材提供を通じて地域社会と繋がる機会を得たと評価いただく。
1.具体的な実施事業・イベントを教えてください
ラジオ番組:おとのふね (東京都・アーツカウンシル東京)
府中に関係するアーティストやアート好きな方をゲストに迎え対談形式で展開するアート情報番組。(放送:ラジオ不チューズ)
場 所:収録は府中市内のギャラリーやカフェなど8ヶ所で実施
日 時:毎月第一火曜日 22:00 放送(21年度12回放送)
参加者: ゲスト20名 視聴者数は未公開
2.実施事業は、どのような社会貢献・地域貢献活動になりましたか
府中にゆかりのあるアーティストやギャラリー、カフェ、イベントを紹介することで府中のアートシーンを支援することができた。
1.具体的な実施事業・イベントを教えてください
サロンイベント:null-自由な場所とアートなこと(東京都・アーツカウンシル東京)
ACFがイベントや展示を実施してきた地を巡回しながら開催し、参加者たちがテーマにまつわるものを持ちより交流を深めるイベント。
場 所:星々狭
日 時:カード記載・展示:10月15日(金)〜11月14日(日)
オンラインイベント:11月15日(月)
ラジオ番組おとのふね:2月1日(火) 22:00〜22:30
参加者: 約60名
2.実施事業は、どのような社会貢献・地域貢献活動になりましたか
コロナ対策として、店舗でのカード記載や展示、インスタグラムの活用、オンラインでの交流、ラジオ番組での紹介など集えない中で交流する機会を提供することができた。
1.具体的な実施事業・イベントを教えてください
サロンイベント:null-自由な場所とアートなこと(共催:東京都・アーツカウンシル東京)
ACFがイベントや展示を実施してきた地を巡回しながら開催し、参加者たちがテーマにまつわるものを持ちより交流を深めるイベント。
23年2月に大東京総合卸売センター内の拠点でコロナ禍後初のリアル開催を実施した。
2.実施事業は、どのような社会貢献・地域貢献活動になりましたか
会員や活動に興味がある(アートにも興味がある)人々を対象に交流の場を設けた。
1.具体的な実施事業・イベントを教えてください
ルミエール府中 リニューアルオープンイベントに「8mmフィルム上映会 ホームムービーの日 in東京府中」を開催。(約60名参加)
場所:ルミエール府中
日時:3月4日(土)〜5日(日)
2.実施事業は、どのような社会貢献・地域貢献活動になりましたか
府中市や周辺地域の昭和30年〜50年代の8mmフィルムを上映することで懐かしさや地域文化への理解を深めまたフィルムアーカイブの大切さも理解いただいた。
1.具体的な実施事業・イベントを教えてください
ラジオ番組:おとのふね (共催:東京都・アーツカウンシル東京)
毎月1回(第1火曜日)府中に関係するアーティストやアート好きな方をゲストに迎え対談形式で展開するで展開するアート情報番組。(放送:ラジオ不チューズ)
2.実施事業は、どのような社会貢献・地域貢献活動になりましたか
22年度12回の放送で府中にゆかりのあるアーティストやギャラリー、カフェ、イベントを紹介することで府中のアートシーンを支援することができた。
1.具体的な実施事業・イベントを教えてください
ラッコルター創造素材ラボー (府中市提案型協働事業)
府中市内の企業から創造活動の素材となる廃材を提供していただき、アーティストよるワークショップの開催や希望者へ素材を提供する仕組み作り。
・ラッコルタキャラバン:ワークショップ
生涯学習センター(府中市生涯学習フェスティバル・市民文化の日)、片町文化センター(地域文化祭)、プラッツ (協働まつり)参加170名、他コロナ禍で中止イベントあり
・アーティストによるワークショップ「いしのこえとみかげ」MATHRAX
場所:府中市生涯学習センター(ワークショップ)参加20組
府中市郷土の森博物館旧田中家住宅和室(展覧会)参加1,076名
日時:ワークショップ 2月19日(日)
展覧会 3月4日(土)〜12日(日)
その他年間を通じて企業訪問、素材提供等を実施
2.実施事業は、どのような社会貢献・地域貢献活動になりましたか
府中市内の企業に協力を依頼して多くの素材を提供いただき、その中から選んだ素材でワークショップと9日間の展覧会を開催した。今年度は多くのイベントで市の施設を多数活用し、1,200名以上の方に参加いただいた。参加者からは企業活動やリサイクルを考える機会として、企業側からは素材提供を通じて地域社会と繋がる機会を得たと評価いただく。
1.具体的な実施事業・イベントを教えてください
「府中市•ウィーン市ヘルナルス区 友好協定締結30周年記念展」の企画、展示等をプロデュース。(約450名来場)
場所:バルトホール
日時:11月1日(火)〜3日(木)
2.実施事業は、どのような社会貢献・地域貢献活動になりましたか
府中市の記念行事を受託し小中学校でのワークショップを含め、多くの市民に府中市とヘルナルス区との友好交流を認知、理解していただいた。
1.具体的な実施事業・イベントを教えてください
ラッコルター創造素材ラボー (令和3・4年度府中市提案型協働事業を協働事業終了後も継続)
府中市内の企業から創造活動の素材となる廃材を提供していただき、アーティストのよるワークショップの開催や希望者へ素材を提供する仕組み作り。
● アーティスト招聘ワークショップ
場 所:府中市郷土の森博物館(ワークショップ)
府中市市民ギャラリー(展覧会)
日 時:ワークショップ1月13日(土)13:00〜16:00
展示会 1月24日(水)〜28日(日)
その他年間を通じて企業訪問、素材提供等を実施
参加者:約515人
● イベントでのワークショップ
場 所:生涯学習センター:生涯学習フェスティバル
立川市 : 超たまらん博覧会
けやき並木:キテキテ府中マルシェ
日 時:生涯学習センター:10月8日(日) 10:00〜16:00
立川 : 10月29日(日) 11:00〜16:00
けやき並木:11月23日(木) 11:00〜16:00
参加者:約190人
その他年間を通じて企業訪問、素材提供等を実施
2.実施事業は、どのような社会貢献・地域貢献活動になりましたか
部材を提供した市内の企業からは地域の活動に参加するきっかけができて地域貢献への意識が高まったと評価を得た。
参加者からは視点を変えることで廃棄する部材も新たな価値を見いだす学習の機会を作れたことと、市内に様々な企業があり、製造などのプロセスを部材を通して知ることができたと好評だった。
イベント会場でのワークショップは多くの子供たちが集中して自由に創作していた。
1.具体的な実施事業・イベントを教えてください
ラジオ番組:おとのふね (東京都・アーツカウンシル東京)
府中に関係するアーティストやアート好きな方をゲストに迎え対談形式で展開するアート情報番組。(放送:ラジオフチューズ)
場 所:収録は府中市内のギャラリーやカフェなど11ヶ所で実施
日 時:毎月第1火曜日 22:00 放送(23年度12回放送、他再放送24回その他 podcastで視聴可能)
参加者: ゲスト16名
視聴者数は未公開
2.実施事業は、どのような社会貢献・地域貢献活動になりましたか
府中にゆかりのあるアーティストやギャラリー、カフェ、イベントを紹介することで府中のアートシーンを支援することができた。
ラジオ番組やWEBサイトでの情報発信やアートイベントやワークショップの開催と支援でアーティスト、アートに興味がある人々の交流、活動の場をつくる。
今年度は府中市内のギャラリーや店舗を会場に大規模な芸術祭を開催予定で、アートをキーワードに多くの市民と地域の中での表現の場を広げていきたい。
また府中の企業から提供いただく不用部材を通じて企業と地域をアートで結びつける「ラッコルタ-創造素材ラボ-」の活動も引き続き進めていく。